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2日目は1日でできるだけ周ろうということで、フランクフルトからローテンブルク、ヴュルツブルクに行くこととした。
今回の旅行はひたすらビールを飲むことになりそうなのと、近頃ちょっとだけ走るのにハマっているので、多少なりともランニングを旅行中に組み込むことにしたい。街歩き(走り?)にもちょうどいいだろうと思い、ランニングシューズを履いてきた。
フランクフルトの朝
午前7時前にホテルを出る。ホテルは中心地から結構離れていたが、旧市街のレーマーベルク広場まで往復4kmのコースだった。途中マイン川を横切るのだが、大きさは異なれど京都の鴨川沿いを走る人々と同じような雰囲気のコースだったように思う。戻ってきてシャワーを浴び、ホテルの朝ごはんを食べて出発。
フランクフルトからロマンチック街道の町への移動で電車を使うときは、ジャーマンレールパスか、バイエルンチケットを使う人が多いのではないだろうか。今回は、都合上夕方までにフランクフルトまで戻ってこなければならなかったのでICEを組み込まなければならず、バイエルンチケットは使わなかった。
ローテンブルク (Rothenburg ob der Tauber)
フランクフルトからローテンブルクまでは、一度ヴュルツブルクで乗り換え、さらにSteinachで乗り換え、計3時間弱だった。乗り換え時間次第で、どちらを先に訪れるかは可変だと思う。今回は、ローテンブルクで少し時間を取りたかったので、先にそちらに行くことにした。
ローテンブルクは城郭で囲まれた小さな町で、駅からは10分ほど歩いたところにある。道のりもわかりやすく、駅からはまだ普通の現代的な風景だが、急に中世の町が現れたような感覚だった。
大学の第2外国語がドイツ語だったこともあり、大学の友人も当時ドイツに行っていた際によくここの写真を見せてもらった。小さい町で、城郭の中は街並みが保存されているので、ずっと行ってみたかったところだった。
また、去年くらいから(遅ればせながら)『進撃の巨人』にハマり、物語の世界観も感じられた。ネルトリンゲンという町がモデルのようで、そこも訪れてみたかったが、時間がなかったので今回は割愛した。
昼ごはんはここの近くのGlockeにて。ホテルに併設されているレストランに入った。フランケンワインの飲み比べもできた。
ローテンブルクは街歩きがメインだと思う。中世犯罪博物館(犯罪というか刑罰?)を訪れ、シュネーバル(雪玉の意味:揚げたクッキーに砂糖をまぶしたお菓子)を食べた。適当にテラスに座ってじっくり飲み物でも飲みたい雰囲気だったが、時間があまりないので泣く泣く離脱。
ヴュルツブルク (Würzburg)
あまり時間が取れなかったので、ほとんど街歩きくらいしかできておらず、中には入れていないが、レジデンツ(司教館)まで歩いた。ローテンブルクに比べて現代的な街と共存している印象だった。時間が取れればもっとゆっくりしたかった。
あとはさっきローテンブルクでも飲んだが、フランケンワインのワイナリーがやっている直売所に訪れた。試飲もさせてもらい、美味しかったので2本ほど購入した。
急いで電車に乗ってフランクフルトに戻る。東京から直接フランクフルトに来たときは、雰囲気が近いのであまり何も感じなかったが、やはりローテンブルクやヴュルツブルクを見てフランクフルトに戻ってくると、圧倒的な現代都市で、まったく雰囲気が違う景色だ。
晩ごはんはゲーテも食事したという老舗のレストランにて。Bindingやschofferhoferといったフランクフルトのビールを味わった。(食事は、なんだっけ、というくらいの印象である)